日本の文様

日本の文様

海外、主にヨーロッパでの鍵の文様についての需要について述べてきましたので今度は日本の鍵の文様について調べていきたいと思います。

日本では鍵は門を閉ざすという機能性から魔除けの効果があると考えられてきました。おめでたいものばかりを集めた文様「宝尽くし」にも「落とし鍵」がモチーフとして登場しています。そこから家紋として使われるようになったのでしょう。有名なところでは土肥氏の替紋として使用されていたことが知られています。そこから様々な家の家紋として使用されるようになりました。

昔日本で使用されていたのは落とし鍵といって今とは形の異なる鍵です。この鍵は平安時代から使われていました。柄のついた稲妻型をした鍵です。このタイプの鍵が使われている家紋には「鍵」「丸に鍵」「中輪に房付き鍵」「違い鍵」「糸輪に違い鍵」「2つ鍵菱」などがあります。そして西洋のような占字型をした鍵が日本にやってくるのは明治時代からのことです。このタイプの家紋も「中輪に鍵瓢箪」や「鍵桐」「八角に鍵輪と鷹の羽」などがあります。これらの家紋を使っている家は明治時代に新しく家紋を作ったか、そのころに苗字がつけられた家なのかもしれません。

鍵は魔除けの他に心の閉まりを意味していて、人間の信用につながってくるものとされています。

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